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“駅ナカエステ”撤退 資生堂 都内全4店舗閉鎖

エステが駅の中にあるということ自体知りませんでした。確かに帰宅や、目的のある移動の途中にエステがあったとしても行きたいとはおもいませんね・・・

資生堂は、JR東日本の駅施設内などで展開しているエステティック事業から撤退することを決めた。6月30日に東京都内にある全4店舗を閉鎖する。立地条件の良い“駅ナカ”をウリに2002年に進出したものの、その後、他社の駅ナカ出店が相次いだため過当競争となり、採算が取れなくなった。

 閉店するのは、JR目白駅施設内(東京都豊島区)のフェイシャルサロン「アミコンフォール」とフットサロン「ピエコンフォール」、東京メトロ表参道駅施設内(同港区)のアミコン〜、汐留タワー内(同)のピエコン〜。全店30分からの短時間コースを用意し、駅を利用する学生やOLらをターゲットにしていた。

 02年10月にJR目白駅施設内にオープンした1号店ピエコン〜は、“駅ナカエステ”の先駆け的な存在として当時、マスコミにも取り上げられ話題となった。JR目白駅の1日の乗降客は約4万人。駅周辺には川村学園、学習院、日本女子大学があり、その学生や付属の幼稚園に送り迎えをする母親ら、女性利用客が多いことで知られている。

 JR目白駅店での業績次第では、他駅施設内に積極展開する計画だった。しかし、他社も駅施設内に短時間コースのエステサロン出店を加速させるなど、競争が激しくなった。矢野経済研究所によると、06年度のエステサロン総市場は前年度比0・7%減の3977億3700万円と微減を見込んでいる。

 資生堂の前田新造社長は事業のスリム化を掲げており、06年3月に生理用品事業をユニ・チャームへ、06年12月に物流事業を日立物流へと事業の売却を進めてきた。今回の駅ナカエステ事業撤退もこの一環。

FujiSankei Business i. 2007/5/11
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